− 駅:田川線 −
田川伊田駅
田川伊田(たがわいた)
 平成2(1990)年3月にリニューアルした駅舎です。この駅も平成筑豊鉄道伊田線(直方方面)、平成筑豊鉄道田川線(行橋方面)に接続しています。この駅の裏手徒歩5分のところには、田川市石炭記念館があり採炭道具の展示や当時の炭坑住宅が再現されており、最盛期の筑豊の様子を知ることができます。この駅から約1キロの区間は、JRと平成筑豊鉄道田川線が同じ線路を走ります。
接続路線
伊田線 日田彦山線(JR九州)
勾金駅
勾金(まがりかね)
 この駅から田川伊田へ向かう途中の中間地点でJR日田彦山線と合流し、1本の線路となって田川伊田場内へ向かいます。
柿下温泉口駅
柿下温泉口
(かきしたおんせんぐち)
 泉質はラドン温泉で、近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。なお、駅−温泉間の距離は歩くには距離があります。ご確認のうえお越し下さい。
油須原駅
油須原(ゆすばる)
 駅名は油須原ですが、赤村の中心駅です。この駅は筑豊南部からの短絡線である「油須原線」が接続するはずだった駅のためか、広い構内をもっています。ちなみにこの路線は開通を目前にして工事中止となり、1度も列車は走っていませんが一部線路が残っているようです。
源じいの森駅
源じいの森
(げんじいのもり)
 これもまたユニークな駅名です。「源じいの森」という自然を学ぶための施設(詳しいことはわかりませんが、キャンプ場という話です)のアクセスのために新設されました。また、最近では「源じいの森」には温泉が出たそうです。その源じいの名前の由来は一帯が源氏蛍の群生地であり、この蛍を地元では「源じい」と呼ぶことからだそうです。
崎山駅
崎山(さきやま)
 この駅より平野と山との境界にある駅です。駅には古い駅舎が残っていました。この駅から田川方面に行くと、九州で1番古い鉄道トンネルがあります。
犀川駅
犀川(さいがわ)
 犀川町の中心駅で町の施設と共有しています。田川線の途中駅の中では1番大きく、この駅より行橋方面へ折り返し運転する列車もあります。
東犀川三四郎駅
東犀川三四郎駅
(ひがしさいがわさんしろう)
 田んぼの真ん中にある駅で、名前がユニークです。駅名の三四郎の由来は、夏目漱石の三四郎のモデルである小宮富隆氏の生まれ故郷であるからだそうです。
豊津駅
豊津(とよつ)
 旧県道沿の住宅地にあるこじんまりとした駅です。もとからの駅舎は撤去されたようです。
今川河童駅
今川河童(いまがわかっぱ)
 この場所は行橋市街の端にあたり、新駅をつくる際に面白い駅名を検討した結果、線路に沿って流れる今川に残るカッパ伝説から引用したようです。なお、平成筑豊鉄道の新設駅はすべて鉄筋の簡易構造となっています。
行橋駅
行橋(ゆくはし)
 行橋市の中心駅で全特急が止まる駅であり、平成筑豊鉄道田川線(田川・直方方面)との接続駅でもあります。現在、連続立体交差化工事は完了しましたが、駅舎・駅前広場はまだまだ整備に時間がかかりそうです。
接続路線
日豊本線(JR九州)