− 駅:筑豊本線 −
若松駅
若松(わかまつ)
 ここから徒歩10分のところには、若戸渡船乗り場があり、約3分で戸畑へ渡れます。また、車で5分の高塔山公園は、標高124mから市街を見渡せ、火野葦平の文学碑、万葉植物園などがあります。
藤ノ木駅
藤ノ木(ふじのき)
 建物が密集した交通量の非常に多い国道に面しており、駅前ロータリーは狭く車3〜4台分のスペースしかありませんでした。 
奥洞海駅
奥洞海(おくどうかい)
 やはり住宅密集地で国道から数10m入った場所にある駅で、駅舎は簡素な造りでした。駅の真横には若松競艇場があり、この駅は競艇開催日のみ有人駅になります。
二島駅
二島(ふたじま)
 住宅密集地の中の国道沿いの駅で、その裏は工場地帯が広がります。ここから北に行くと、グリーンパークという大きな公園があります。
折尾駅(その1)
折尾駅(その2)
折尾(おりお)
 木造洋館風の立派な本駅舎を持つ駅であり、鹿児島本線、筑豊本線との接続駅です。1階の1,2番線が筑豊本線、2階の3,4,5番線が鹿児島本線で立体交差する構造になっており、これは日本で最初だそうです。また、鹿児島本線に乗り入れる列車は本駅舎から150m離れた6,7番ホーム(写真下)から発着します。
 この周辺は大学・高校が密集しており通学客が多く、学生の街といえます。
接続路線
鹿児島本線
東水巻駅
東水巻(ひがしみずまき)
 この区間の複々線を複線に縮小してできた余地を利用して、昭和63(1988)年3月13日に開業した新しい駅で、ログハウス風の駅舎、V字型にひろがるホームになっています。駅周辺には団地がありますが、これは元炭住を改良したものです。
中間駅
中間(なかま)
 今は北九州市のベットタウンになっている中間市も炭坑の町でした。ここから隣町の香月まで香月線が延びていましたが、昭和60(1985)年廃止されいます。現在は、その跡には世界の石像のレプリカ30体を集めた青空博物館があり、香月までの軌道跡は道路に整備されています。
筑前垣生駅
筑前垣生(ちくぜんはぶ)
 中間市街と遠賀川をはさんで対岸の住宅地の中にある駅で改装されています。この駅の横には垣生公園という公園があって、桜の季節には花見の人たちで賑わい、列車からも桜を見ることができます。
鞍手駅
鞍手(くらて)
 ちなみにこの駅のホームの長さは4両分しかなく、6両で運転される客車列車は2両分はみだして停車します。
筑前植木駅
筑前植木(ちくぜんうえき)
 典型的な田舎の集落にある駅舎ですが、広い構内を持っています。駅舎は国鉄時代そのままのものですが、化粧直しが施されています。ちなみに、この駅のそばを山陽新幹線が横切っており、そこに新駅をつくろうという案が出たことがありますが、現在は中止になったようです。
新入駅
新入(しんにゅう)
 直方気動車区は筑豊唯一の車両庫で列車運転に関して重要な場所です。駅からは、様々な気動車を見ることができます。
直方駅
平成筑豊鉄道直方駅
直方(のおがた)
 徒歩10分の石炭記念館は元坑内救助隊員訓練所だったところで、石炭関係の資料が保存されており、屋外にはドイツ製の機関車や石炭車が展示されています。また、駅手前2km地点のところでは平成鉄道伊田線と合流し、短い複々線となります。
接続路線
伊田線(平成筑豊鉄道)
勝野駅
勝野(かつの)
 小さな集落の中にある古びた木造駅です。ここは筑豊地方の廃止された路線の中で最後まで残った宮田線の分岐駅で、その線のホームと線路が少し残っています。
小竹駅
旧小竹駅
小竹(こたけ)
 ちなみにこの駅は鉱害(無計画な炭坑運営の為の地盤沈下のことです)に悩まされており、ホームのかさ上げを行ったそうです(だいたい50〜60cmくらいだそうです)。
鯰田駅
鯰田(なまずだ)
 遠賀川沿いの小さな集落にある木造駅です。石炭積み出しのための駅だったそうですが、今ではその面影はありません。
浦田駅
浦田(うらた)
 新興住宅地に近いためにJRになって新設されました。ログハウス風の駅舎が目を引きます。
新飯塚駅
旧新飯塚駅
新飯塚(しんいいづか)
 筑豊本線と後藤寺線との接続駅で、飯塚市の市街地の端に位置している駅です。駅の近くには飯塚市歴史資料館があり、立岩遺跡の出土品が展示されています。
接続路線
後藤寺線
飯塚駅
飯塚(いいづか)
 かつては上山田線との接続駅でしたが昭和63(1988)年に廃止されました。ホームからはボタ山を望むことができます。飯塚は長崎街道の宿場町から発展した街で、嘉穂劇場が有名です。駅はその中心からは少し離れたところにあります。線路はここから複線になります。
天道駅
天道(てんどう)
 行き違い設備のある駅で、「てんとう」と読みます。穂波町の南端の旧国道(旧長崎街道)沿いの集落の中にある駅で、駅の裏の大将陣公園は桜の名所です。
桂川駅
桂川(けいせん)
 「けいせん」と読みます。篠栗線との接続駅ですが、ほとんどの列車が博多−飯塚・直方間の運転なので筑豊本線の乗客の方が乗り換えが必要です。ここは筑豊炭田の南端にあたり炭坑線もあったということです。駅の北500mには6世紀頃の前方後円墳「王塚古墳」があります。
接続路線
篠栗線
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