− 駅:唐津線 −
久保田駅
久保田(くぼた)
 唐津線との接続駅ですが、唐津線の列車は現在佐賀駅まで行って折り返し運転されているため、駅はどちらかといえば寂れており、昔の大きな駅舎はすでに撤去されてこじんまりとものに建て替えられ無人駅となっています。駅周辺には適度に住宅が密集しています。
接続路線
長崎本線
小城駅
小城(おぎ)
 駅前通りに小規模の商店街があり、近くの国道沿いに住宅・商店が多く、駅から離れた場所には広大な田圃が広がっているという立地の駅です。近くには、小城藩主がつくった庭園である小城公園があります。
東多久駅
東多久(ひがしたく)
 相対ホーム2つで構成される駅で、駅舎はありません。駅周辺は、小規模のアパート、住宅、商店がそれなりに建っています。昔は近くに炭坑があったそうです。
中多久駅
中多久(なかたく)
 昔はこのあたりに炭坑住宅が集まっていたそうですが、現在は新・旧の住宅や小型のアパートが建ち並ぶ一般的な住宅地になっています。駅は簡単な駅舎と相対ホーム1つによって構成される簡素な造りです。
多久駅
多久(たく)
 もと炭坑町で、炭坑が全盛期には大変栄えていたそうです。駅前に商店が構成されており、少し離れたところが住宅地となっています。近くには、世界最古の聖廟である多久聖廟があります。
厳木駅
厳木(きゅうらぎ)
 「きゅうらぎ」と読む駅名ですが、なかなかの難読駅です。駅周辺は住宅地で、駅舎にはギャラリーが併設されています。
岩屋駅
岩屋(いわや)
 ここも元炭坑町の駅で、最盛期には多くの乗降客があったそうです。駅周辺は、駅前の国道沿いに小規模な商店街、少し離れた場所に住宅があります。駅には、「風舎(ふうしゃ)」と名付けられた、カラフルな待合室があります。
相知駅
相知(おうち)
 駅周辺には、文化財やダム、名勝地といった名所が多くあります。田舎町の駅で、町の中心よりちょっと外れた場所にあり、商店・住宅が駅の周辺にはそれなりに建っています。
本牟田部駅
本牟田部(ほんむたべ)
 昭和35(1960)年に、地元の要請を受けて社会党の代議士がつくらせたといわれる政治駅です。国道沿いにあり、周辺にはそこそこの住宅があります。筑肥線の線路が隣を走っていますがホームはなく、唐津線の列車のみ止まれるようになっています。
山本駅
山本(やまもと)
 筑肥線と唐津線との接続駅で、昭和46(1971)年までは岸嶽線(きしだけせん)もこの駅から接続されていました。3路線の接続駅であったため、構内は非常に広いですが、現在では一部のみが使われています。駅周辺は、国道沿いに商店が建ち並んでます。ここから、肥前久保、相知へ向けて筑肥線、唐津線の線路が並んでおり、まるで複線区間のようになっています。
接続路線
筑肥線
鬼塚駅
鬼塚(おにづか)
 国道と川に挟まれてある駅で、昭和29(1954)年に現在の場所に移ってきました。駅のすぐ近くには何もありませんが、ちょっと離れたところに大型の店舗が多く建っています。
唐津駅
唐津(からつ)
 昭和58(1983)年の電化時に現在の高架駅へと改築されています。唐津市の中心部にある駅で、近くに唐津城があります。
接続路線
筑肥線
西唐津駅
西唐津(にしからつ)
 駅周辺は、住宅地になっています。駅自体は唐津線の所属ですが、筑肥線の車両基地が設置されています。