− 列車:九州旅客鉄道 −
  キハ58系列
■使用列車名
急行くまがわ 快速シーサイドライナー 【急行えびの（2000年3月11日廃止）】 ■使用路線 急行くまがわ: 鹿児島本線 肥薩線 （熊本−人吉） 快速シーサイドライナー: 佐世保線 大村線 長崎本線 （佐世保−長崎） 急行えびの:【廃止】 鹿児島本線 肥薩線 吉都線 （熊本−宮崎【都城−宮崎間は快速扱い】） ■主な使用路線 全国の非電化区間 昭和36（1961）年誕生の気動車（ディーゼルカー）です。本来は急行形列車ですが、現在はいくつかのバリエーションが存在し、日本各地で急行・快速・普通列車と様々な種類の列車に使われています。2000年3月までは、八代−宮崎間で「急行えびの」としての活躍もしていましたが、この列車ダイヤ改正によって廃止されてしまいました。 |
 ;)       キハ71系列・キハ72系
■使用列車名
特急ゆふいんの森 ■使用路線 鹿児島本線 久大本線 日豊本線 （博多−由布院−大分−別府）【キハ72系は由布院止まり】 2形式の車両は共に「特急ゆふいんの森」用の車両です。「特急ゆふいんの森」は、由布院に向かう観光客を主なターゲットとして運行中されています（ただし、時期によっては運行されていないときもあります）。両形式の車両ともヨーロッパ風のおしゃれな車体であり、写真上のキハ71系列はキハ58系、キハ65系を改造した車両で車内ギャラリーを持っており、写真下のキハ72系は平成11（1999）年に新設された車両です。サービスもよく、おしぼりやJR九州特製のキャンデーをくれたり、由布院到着前に湯布院観光の案内などをしてくれたりします。グリーン車券はいりませんが、まるでグリーン車に乗っているかのような旅が楽しめることでしょう。 なお、利用の際には全車指定席車であり、運行されていない時期もありますのでご注意下さい。 |
 キハ183系1000番台
■使用列車名
特急シーボルト 特急ゆふいんの森【平成11（1999）年1月末まで】 ■使用路線 特急シーボルト: 佐世保線 大村線 長崎本線 （博多−由布院−大分−別府） 特急ゆふいんの森: 鹿児島本線 久大本線 日豊本線 （博多−由布院−大分−別府） 最初は「オランダ村特急」用として誕生した車両ですが、ハウステンボスの開園によって、大村線の早岐−ハウステンボス間が電化されたため用済みとなり、しばらくはゆふいんの森�鏡す罎箸靴堂�装されて活躍していました。しかし、「ゆふいんの森号」も新型車両導入によって、またもや役割を譲ることになり、今度は「特急シーボルト」として、最初の区間に近い佐世保−長崎間を結ぶことになりました。塗装は、「オランダ村特急」のときは、オランダ国旗をイメージし、赤・白・青の3色、「特急ゆふいんの森」ではグリーンに金色のライン、そして「特急シーボルト」では原点に戻って赤・白・青の3色となっています。前後に展望席が設けられており、車窓を楽しむことができます。また「特急ゆふいんの森」のときにはビッフェがありましたが、「特急シーボルト」では撤去されており、変わりに自動販売機が設置されています。 |
 キハ185系
■使用列車名
特急ゆふ 特急あそ ■使用路線 特急ゆふ: 鹿児島本線 久大本線 日豊本線 （博多−大分−別府） 特急あそ: 豊肥本線 日豊本線 （熊本−大分−別府） JR四国より購入した車両で、九州の山間部を走行し博多・熊本と別府を結ぶ特急「ゆふ」と「あそ」として活躍中です。JR四国で運行していたときは、中間の車両をグリーン車と指定席車として利用していたため、現在でも中間車の指定席車の半分のシートがグリーン車仕様になっています。 |
  485系
■使用列車名
Ｌ特急にちりん Ｌ特急きりしま ■使用路線 Ｌ特急にちりん: 鹿児島本線 日豊本線 （日南線 宮崎空港線） （博多−小倉−大分−宮崎・宮崎空港） Ｌ特急きりしま: 日豊本線 鹿児島本線 （宮崎−西鹿児島） 485系は交直両用の特急列車用として誕生した電車で、一時期は特急列車のほとんどがこの電車でした。JR九州では、徐々に新型車両へと入れ替わっており、平成12（2000）年3月のダイヤ改正ではかなりの特急が、この485系よりも新しい特急形電車に入れ替わりました。 |
    783系
■使用列車名
Ｌ特急かもめ Ｌ特急みどり Ｌ特急ハウステンボス Ｌ特急ソニック Ｌ特急にちりんシーガイア 特急ドリームにちりん ■使用路線 Ｌ特急かもめ: 鹿児島本線 長崎本線 （博多−長崎） Ｌ特急みどり: 鹿児島本線 長崎本線 佐世保線 （博多−佐世保） Ｌ特急ハウステンボス: 鹿児島本線 長崎本線 佐世保線 大村線 （博多−ハウステンボス） Ｌ特急ソニック: 鹿児島本線 日豊本線 （博多−大分・佐伯） Ｌ特急にちりんシーガイア: 鹿児島本線 日豊本線 （日南線 宮崎空港線） （博多−小倉−大分−宮崎・宮崎空港） 特急ドリームにちりん: 鹿児島本線 日豊本線 （日南線 宮崎空港線） （博多−小倉−大分−宮崎・宮崎空港） 本来は、Ｌ特急「有明」やＬ特急「かもめ」用の電車でしたが、最近では新型の特急形電車が誕生した為、485系形特急電車からこの電車へと置き換えが進んでいます。「ハイパーサルーン」の愛称を持っています。 |
   787系
■使用列車名
Ｌ特急つばめ 特急ドリームつばめ Ｌ特急有明 特急きらめき ■使用路線 Ｌ特急つばめ: 鹿児島本線 （博多−熊本−西鹿児島） 特急ドリームつばめ: 鹿児島本線 （博多−熊本−西鹿児島） Ｌ特急有明: 鹿児島本線 豊肥本線 （博多−熊本・水俣・水前寺・肥後大津） 特急きらめき: 鹿児島本線 （博多−門司港） 主に博多と西鹿児島を結ぶ「Ｌ特急つばめ」、「Ｌ特急有明」に、使われる特急形電車で、時刻表には「つばめ型車両」と記載されます。フランスのＴＧＶを思わせる外見が印象的です。 |
 883系
■使用列車名
Ｌ特急ソニック ■使用路線 鹿児島本線 日豊本線 （博多−大分・佐伯） 新型の振り子式電車で、カーブが多い九州北東部を「Ｌ特急ソニック」として活躍中です。国鉄時代では、考えられないくらい奇抜なデザインになっています。 |
 ;) 885系
■使用列車名
Ｌ特急かもめ、Ｌ特急ソニック ■使用路線 Ｌ特急かもめ: 鹿児島本線 長崎本線 （博多−長崎） Ｌ特急ソニック: 鹿児島本線 日豊本線 （博多−大分・佐伯） 博多と長崎とを結ぶ「Ｌ特急かもめ」用に開発されたJR九州最新の特急形電車で、一部博多−大分間を結ぶ「特急ソニック」にも使用されています。2000年春のダイヤ改正でレビューしました。「白いかもめ」の愛称を持ちます。 |
 8620形+50系700番台
■使用列車名
快速SLあそBOY ■使用路線 豊肥本線（熊本−宮地） 熊本と宮地を結んでいる快速に使われており、アメリカ風にデザインされた8620形機関車（大正11年製造）が50系客車を牽引しています。長期休暇期間などを運行中で、実にゆっくりと熊本と宮地間を結んでいます。 |
 DE10形12系
■使用路線
鹿児島本線 久大本線 （鳥栖・久留米−大分） DE10形が牽引する客車列車です。一時期は、日本各地で見られていたこの方式の列車も、現在はほとんどが電車や気動車（ディーゼルカー）にその役割を譲っており、定期の普通列車として見ることができるのは、中国地方とここ九州と非常に限られています。DE10形による12系客車の牽引の列車は、久大本線を中心として運行されており日に数本往復しています。 |
 DD51形+50系
■使用路線
鹿児島本線 筑豊本線（門司港−東水巻） 筑豊本線（若松−飯塚） 珍しい、DD51形が牽引する客車列車です。DD51形は長い貨物列車を牽引することもある力強いディーゼル機関車であり、50系客車は近郊区間での利用を対象とした客車です。門司港から筑豊地域などを結んでいます。 |
 キハ31形
■使用路線
久大本線（由布院−大分） 豊肥本線（熊本−大分） 鹿児島本線 三角線（熊本−宇土−三角） 肥薩線（八代−吉松） JR九州のローカル線用の車両で、基本的にワンマン運転がなされています。加速性が比較的よく、車内設備も転換クロスシート・ロングシートが併用で配置されており快適な旅が楽しめるようになっています。旧式の気動車（ディーゼルカー）に変わって九州のローカル線各地で活躍中です。 |
 キハ40系列
■使用路線
山陽本線（下関−門司） 鹿児島本線 筑豊本線 （門司港−東水巻） 筑豊本線 鹿児島本線 篠栗線 （若松−桂川−博多） 日豊本線 日田彦山線 （小倉−夜明） 後藤寺線 （新飯塚−田川後藤寺） 香椎線（西戸崎−宇美） 長崎本線 唐津線（佐賀−西唐津） 筑肥線（山本−伊万里） 長崎本線 （肥前大浦−長崎）【旧線経由】 鹿児島本線（銀水−八代） 豊肥本線（熊本−宮地） 三角線（宇土−三角） 肥薩線（八代−人吉） 指宿枕崎線（西鹿児島−枕崎） 日豊本線（宮崎−西鹿児島） 肥薩線（吉松−隼人） 吉都線（都城−吉松） 日豊本線（高鍋−南宮崎） 日南線（南宮崎−志布志） 地方の非電化ローカル線用の気動車（ディーゼルカー）です。最近では、新型の軽快ディーゼルカーに置き換えられつつありますが、まだ地方の路線で見かけることができます。 |
 キハ52形
■使用路線
筑豊本線（桂川−原田） 国鉄時代に製造された車両で、キハ20形にさらにエンジン1つを積んで、2つにしたタイプで、車両の両側に運転台があり、トイレも付いています。誕生よりかなりの歳月が過ぎているため老朽化が進んでおり、現在JR九州には2両しか残っていません。ちなみ、扉を開ける際は手動だそうです（扉締めは自動）。 |
 キハ66/67形
■使用路線
山陽本線（下関−門司） 筑豊本線 篠栗線 鹿児島本線（若松−桂川−博多） 日豊本線 筑豊本線 （門司港−東水巻） 日豊本線 日田彦山線 （小倉−添田） 後藤寺線 （新飯塚−田川後藤寺） 新幹線の博多開通にあわせて造られた車両で、新幹線への接続と都市近郊での輸送を目的とした設計になっています。製造当時からの冷房車、転換クロスシート、幅広いシートピッチと、車内の設備は当時としてはかなり整えられた車両です。なお、66形と67形の違いは、66形はトイレがあり、67形は冷房用電源が内蔵という違いだけで、運行時には66形と67形がセットで運行されています。 |
 キハ125形
■使用路線
長崎本線 唐津線（佐賀−西唐津） 筑肥線（山本−伊万里） 筑豊本線（飯塚−原田） 久大本線（久留米−大分） 鹿児島本線（原田−久留米） 豊肥本線（豊後荻−大分） キハ31形と共にJR九州のローカル線で活躍中の車両です。製造された時期が近いため、車内設備、車両性能、基本運用ともにキハ31形とほぼ同じようになっています。なおキハ31形は国鉄時代の末期に作られた車両にあるのに対して、キハ125形はJR化後JR九州によって作られたオリジナル車両です。 |
  キハ200形
■使用列車名
赤い快速 快速シーサイドライナー 快速なのはな ■使用路線 赤い快速: 筑豊本線 篠栗線 鹿児島本線（直方−博多） 快速シーサイドライナー: 佐世保線 大村線 長崎本線（佐世保−長崎） 快速なのはな: 指宿枕崎線（西鹿児島−山川） 鹿児島本線 筑豊本線（小倉−東水巻） 筑豊本線 篠栗線 鹿児島本線（若松−桂川−博多） 香椎線（西戸崎−宇美） 後藤寺線（新飯塚−田川後藤寺） 日豊本線（国分−西鹿児島） 最新鋭の気動車（ディーゼルカー）で、電車並の加速性能を誇っています。主に、快速列車に使用することを目的に製造・配置された車両ですが、最近では普通列車にも使われ幅広く活躍しています。 |
 103系1500番台
■使用路線
福岡市営地下鉄空港線 筑肥線 唐津線（福岡空港−博多（地下鉄）−西唐津） 福岡市営地下鉄との連絡のために、JR九州でただ唯一の直流形電車です。当初は地味な塗装でしたが、その後、元の車両とはかけ離れた塗装・デザインに変更され現在に至ります。 |
 415系
■使用路線
山陽本線 （小郡・宇部新川−下関−門司） 鹿児島本線 （門司港−博多−八代） 日豊本線（小倉−宇佐） 長崎本線（鳥栖−長崎） 佐世保線（肥前山口−佐世保） 交直両用列車近郊形である、403系、423系の発展型の電車で、403系は50Hz向け、423系は60Hz向けであったのに対して、この列車は50Hzの交流でも60Hzの交流でも走行可能になっています。九州北部の普通列車として現在活躍中で、交直両用形の特徴を生かして本州の小郡までも乗り入れています。 |
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