− 列車:新幹線 −
0系
0系
■使用列車名
こだま

■使用路線
山陽新幹線(新大阪〜博多)
 元祖新幹線電車です。東海道新幹線が開業した当時から運行されてすでに30年以上も働き続けており、この元祖新幹線電車は平成11(1999)年9月18日についに東海道新幹線(東京〜新大阪間)から姿を消しました。それでも今のところは、山陽新幹線(新大阪〜博多間)で「こだま」として多くの列車が活躍中です。
100系
100系
■使用列車名
ひかり、こだま

■使用路線
山陽新幹線
(東京〜新大阪〜博多)
 高速列車での2階建ては非常にめずらしいもので、2階建て車両が発表当時話題を呼びました。座席等接客設備が良いのが特徴の一つです。現在、多くが「ひかり」として運行されていますが、今後は0系列車の引退により「こだま」としての活躍も増えることでしょう。
300系
300系
■使用列車名
のぞみ、ひかり

■使用路線
東海道・山陽新幹線
(東京〜新大阪〜博多)
 JR東海が270Km運行を目指して開発した電車です。現在、多くは「のぞみ」として運行されていますが、臨時列車として「ひかり」で運行されることもあります。

500系
500系
■使用列車名
のぞみ

■使用路線
東海道・山陽新幹線
(東京〜新大阪〜博多)
 JR西日本が300km運転を目指して開発した、最新鋭の車両です。スピードアップのため数多くの新技術が導入されています。この車両によって日本の鉄道は再び、営業スピード世界1位に輝きました。車体はより丸くなり、車内もより飛行機に近づいています。現在、「のぞみ」に占めるこの車両の数が徐々に増加しています。
700系
700系(レールスター)
700系
■使用列車名
のぞみ、ひかり

■使用路線
東海道・山陽新幹線
(東京〜新大阪〜博多)
 JR西日本とJR東海との共同開発によって、平成11(1999)年デビューした新型の新幹線電車です。スピードでは500系にかないませんが、居住性がずいぶん向上しており、その面では100系以来の名車両というのがJR側の宣伝です。先頭車両のアヒルのくちばしような独特な形が印象的です。
 JR西日本では、同系でさらに居住性を上げた、愛称レールスターという車両が運行されています。
800系a
800系b
800系
■使用列車名
つばさ

■使用路線
九州新幹線
(新八代〜鹿児島中央)
 JR九州の新幹線です。和風なイメージがする車内は2+2のシート配置になっており、ゆったりとした空間になっています。
200系
200系新幹線(リニューアル)
200系2000番台新幹線
200系
■使用列車名
やまびこ、なすの、あさひ、たにがわ

■使用路線
やまびこ:
東北新幹線(東京〜盛岡)
なすの:
東北新幹線(東京〜那須塩原・郡山)
あさひ:
東北・上越新幹線(東京〜大宮〜新潟)
たにがわ:
東北・上越新幹線(東京〜大宮〜
  越後湯沢・ガーラ湯沢)
 昭和57(1982)年の東北・上越新幹線の開業により誕生した新幹線電車です。一見、東海道・山陽新幹線と同じ電車のようですが、雪の対策がとられており、車体はアルミ製になっています。
 東海道・山陽新幹線の100系に似たタイプ、リニューアル車もあります。
400系
400系
■使用列車名
つばさ

■使用路線
東北・山形新幹線(東京〜福島〜山形)

 元祖ミニ新幹線電車です。福島までは東北新幹線の路線上を行き、そこから在来線を改良した山形新幹線の路線を経由し、東京〜山形を結んでいます。福島〜山形間は、在来線の改良区間であり、普通の新幹線列車では大きすぎるので、それに合わせた大きさになっています。
 シルバーメタリックの車体は、発表当時としては斬新で話題になりました。
E1系
E1系
■使用列車名
やまびこ

■使用路線
やまびこ:
東北新幹線(東京〜盛岡)
 平成6(1994)年に登場した、初のオール2階建て新幹線で、通称は『Max』です。乗客定員が大幅に増え、混雑するラッシュ時間帯には多大な活躍をしています。
E2系
E2系
■使用列車名
やまびこ、はやて、あさま

■使用路線
やまびこ:
東北新幹線(東京〜盛岡)
はやて:
東北新幹線(東京〜八戸)
あさま:
東北・上越・長野新幹線(東京〜長野)
 長野新幹線用の車両と思われている方も、少なからずいらっしゃるかもしれませんが、元々200系に変わる車両として開発されました。長野新幹線では、途中で周波数が50Hzと60Hzとで異なるため、両方の周波数に対応できるようになっています。
E3系
E3系(つばさ)
E3系
■使用列車名
こまち、つばさ
■使用路線
こまち:東北新幹線 秋田新幹線
(東京〜盛岡〜秋田)
つばさ:東北新幹線 山形新幹線
(東京〜福島〜新庄)
 在来線を改良したミニ新幹線の秋田新幹線用の車両です。トンネル等の設備が従来の新幹線よりも小さい為、少々コンパクトに作られており、シートも3+2という新幹線タイプでなく、2+2という在来線型の配置になっています。
 東京〜盛岡までは、やまびこ等と連結して運転されており、盛岡から切り離されてこまち号単独で秋田へと向かいます。最高時速は、盛岡までは275km/h。盛岡から秋田間の秋田新幹線内では、130km/hです。
 その後、山形新幹線の『つばさ』用の車両も誕生しています。
E4系
E4系
■使用列車名
やまびこ、なすの
■使用路線
やまびこ:東北新幹線(東京〜盛岡)
なすの:東北新幹線(東京〜那須塩原・郡山)
 オール2階建ての車両で、新幹線通勤でのラッシュに、対応出来るようになっています。8+8両編成と8両で運行したり、16両で運行したりと多様な運行が可能になっています。先頭車が実に印象的な車両です。