− 列車:その他−近畿 −
近江鉄道200
近江鉄道200(車内)
近江鉄道
本線(米原−八日市−貴生川【きぶかわ】)
多賀線(高宮−多賀大社前)
八日市線(八日市−近江八幡)

 米原から貴生川までの路線を本線とし、そこから分岐する支線を数本持つ地方私鉄です。西武鉄道系の会社で、西武の古い車両も運行されています。


信楽高原鉄道
信楽高原鉄道
(貴生川【きぶかわ】−信楽)
 この鉄道の名前は平成3(1991)年5月14日に起こってしまった事故によって覚えておられる方が多いかもしれません。現在では、1編成の往復運転ですので、かつての衝突事故は起こり得ませんが、それ以外にも各種の安全対策を実施しているようです。
叡山電気鉄道
車内
車内
叡山電気鉄道
叡山本線(出町柳【でまちやなぎ】−
  八瀬遊園【やせゆうえん】)
鞍馬線(宝ヶ池−鞍馬)

 京都市内と市の北とを結んでいる鉄道会社です。八瀬遊園行きの列車は1両ワンマン運転、鞍馬行きの列車は2両で運転されており、鞍馬行きには平成10(1998)年にローレル賞を受賞した900型が1時間に1本ぐらいの割合で運転されています。900型は、窓が大きく取られ、2+1のシート配置で、2人がけの座席の一部は窓を向くように取り付けられており、車窓をすばらしく楽しめるようになっています。JRや大手私鉄のグリーン車に匹敵するほどの設備を備えているかかわらず、特に特別料金を必要としないため人気は高いようです。
 叡山電気鉄道沿線には、名所、旧跡が多く、自然美を楽しめる場所も多いため、四季を通して京都を楽しめます。
京福電鉄
京福電鉄
嵐山本線(四条大宮−帷子ノ辻−嵐山)
北野線(帷子ノ辻−北野白梅町)

 京都市内から嵐山まで向かう嵐山本線、北野白梅町まで向かう北野線の2線を運行する鉄道会社です。基本的に専用軌道ですが一部区間で一般の道路上を走る併用区間を抱えています。
京都市交通局(地下鉄)
京都市交通局(地下鉄)
烏丸線(竹田−国際会館)
東西線(二条−醍醐)

 竹田から国際会館まで結ぶ烏丸線と、二条から醍醐までを結ぶミニ地下鉄の東西線が運行されています。
 烏丸線は近鉄、東西線は京阪京津線が乗り入れており、烏丸線の電車は奈良まで行くものもあります。
嵯峨野観光鉄道
車内
車内
車内
嵯峨野観光鉄道
(トロッコ嵯峨【とろっこさが】−トロッコ亀岡)
 山陰本線の嵯峨嵐山−馬堀が新線に移行の際に余った旧線を再利用する形で、観光用の列車を運行している鉄道です。保津川に沿ってトロッコ嵯峨−トロッコ亀岡間を約20分で結ぶ路線で、四季それぞれに違った表情を見せます。保津峡下りの船と併せて利用してみてはいかがでしょうか。
大阪高速鉄道
大阪高速鉄道
大阪モノレール線
  (大阪空港−万博記念公園−門真市)
大阪高速彩都線
  (万博記念公園−阪大病院前)
 大阪空港を起点として、途中駅で各私鉄と接続しながら、京阪電鉄の駅がある門真市まで至る本線と、万博公園の前から阪大病院前まで向かう路線の2路線で構成されています。モノレール線としては世界トップの延長距離を誇ります。
北大阪急行電鉄
北大阪急行電鉄
(江坂−千里中央)
 第3セクターである「北大阪急行電鉄」は、大阪市営地下鉄御堂筋線の終点、「江坂」から、大阪高速鉄道(大阪モノレール)との接続駅である「千里中央」までを結んでいる鉄道です。市営地下鉄と相互乗り入れしており、大阪市内から千里方面への移動を容易にしています。
大阪市交通局(地下鉄)−その1
大阪市交通局(地下鉄)−その2
大阪市交通局(地下鉄)
1号線【御堂筋線(みどうすじせん)】
  (江坂【えさか】−新大阪−
   梅田−なかもず)
2号線【谷町線】
  (大日【だいにち】−天神橋筋六丁目
  −東梅田−八尾南【やおみなみ】)
3号線【四つ橋線】
  (西梅田−なんば−住之江公園)
4号線【中央線】
  (大阪港−弁天町−長田)
5号線【千日前線】
  (野田阪神−なんば−
   南巽【みなみたつみ】)
6号線【堺筋線】
  (天神橋筋六丁目−
   天下茶屋【てんがちゃや】)
7号線【長堀鶴見緑地線】
  (大正−門真南【かどまみなみ】)

 大阪の市内、東西南北を結んでいる市営の地下鉄です。御堂筋線は江坂にて北大阪急行と、中央線は大阪港にて大阪港トランスポートシステムと、長田にて近畿日本鉄道と、堺筋線は天神橋筋六丁目にて阪急電鉄と相互乗り入れしており、市内の交通混雑緩和に役立っています。
大阪市交通局(ニュートラム)
大阪市交通局(ニュートラム)
テクノポート線
【大阪港トランスポートシステム】
  (コスモスクウェア−中ふ頭)
南港ポートタウン線(中ふ頭−住之江公園)

 地下鉄と同じく、市営の新交通システムで、地下鉄3号線−四つ橋線の終着駅である住吉公園と中ふ頭とを結んでおり、中ふ頭からは別会社の路線を経由してコスモスクウェアまで行っています。一時期、この路線で事故が発生した為、基本的に自動運転ですが、誤動作の対策として係員が乗務していた事がありましたが、現在では完全自動運転へと戻りました。
水間鉄道
水間鉄道
(貝塚−水間)
 南海電鉄の貝塚から水間寺がある水間までを結ぶ、全長5.5kmの私鉄です。短い区間に10の駅があります。終点の水間駅は寺院風の駅舎で、水間鉄道の車庫もここにあります。
阪急電鉄
車内
阪急電鉄
宝塚本線(梅田−宝塚)
神戸本線(梅田−三宮)
京都本線(河原町−梅田)
箕面線(石橋−箕面)
伊丹線(塚口−伊丹)
今津線(今津−宝塚)
甲陽線(夙川−甲陽園)
嵐山線(桂−嵐山)
千里線(北千里−天神橋筋六丁目)

 大阪と宝塚を結ぶ宝塚本線、神戸とを結ぶ神戸本線を始めとして、計9路線を持つ国内でもトップクラスの私鉄です。ターミナルビルにデパートを併設、沿線の宅地開発といったことを他の私鉄よりも早く行い、現代私鉄経営の基礎を固めたといえる鉄道会社です。
六甲ケーブル
六甲ケーブル
(六甲ケーブル下−六甲山頂)
 六甲山を登るケーブルカーで、阪神電鉄の御影駅、JRの六甲道駅、阪急の六甲駅から、六甲ケーブル下までのバスが発着しています。ケーブルカーの終点である六甲山頂からは神戸の町並みが良く見えます。
まやビューライン 夢散歩(ケーブルカー)
まやビューライン 夢散歩(ロープウェイ)
まやビューライン 夢散歩
 ケーブルカーとロープウェイとで、摩耶山へと登っています。ケーブルカーは、大正14(1925)年に開業という由緒ある歴史を持っており、ケーブル、ロープウェイともに、阪神淡路大震災時に被災し、運休していました。平成13年3月17日にようやく復旧作業が完了し、再び神戸市民のレジャーの足としての活躍を始めました。
 住宅地の中に起点駅があり、三宮より市バスが連絡しています。連絡するバスが、かなり急で狭い道路を通っており、このバスに乗るだけでも、なかなか楽しめます。
新神戸ロープウェイ
新神戸ロープウェイ
 新幹線が発着する新神戸駅の近くより、六甲の山へと登っているロープウェイです。6人乗りの小型の車両多数で運行されており、その姿より「神戸紙風船」の愛称が付けられています。
神戸新交通(ポートライナ)
神戸新交通(六甲ライナー)
車内
車内
車内
車内
神戸新交通
ポートアイランド線
 (三宮−中公園−中公園−三宮)
六甲アイランド線(住吉−マリンーパーク)

 両路線とも、神戸の市街と埋め立て地とを結ぶ新交通システムです。ポートアイランド線は、三宮の駅前とポートアイランドを結び、六甲アイランド線は、JR住吉駅から阪神電鉄の魚崎駅を経由して六甲アイランドまでを結んでいます。両路線共に完全な自動運転がされており、運転士は乗務していません。
神戸電鉄
神戸電鉄
有馬線(湊川−鈴蘭台−有馬口−有馬温泉)
三田【さんだ】線(有馬口−横山−三田)
粟生【あお】線
 (鈴蘭台【すずらんだい】−粟生)
公園都市線(横山−ウッディータウン中央)

 神戸電鉄は、神戸の市内から有馬温泉までを結ぶ、有馬線。有馬線の有馬温泉の1つ手前の有馬口から、三田までを結ぶ三田線。有馬線の途中駅、鈴蘭台から粟生までを結ぶ粟生線。三田線の横山からニュータウンとして開発中であるウッディータウン中央までを結ぶ、公園都市線の4線を持っています。運行上は神戸高速鉄道の新開地から、三田、粟生、粟生線の途中駅−志染【しじみ】間。鈴蘭台から志染、粟生間。有馬口から有馬温泉まで。三田−ウッディータウン中央間といった運行です。
北条鉄道
北条鉄道
北条線(粟生−北条町)
 元国鉄北条線で、昭和60(1985)年に第3セクターへと転換しています。JR、神戸電鉄が乗り入れる粟生から北条町までの13.7kmを結ぶ路線で、沿線はほとんどが田園が広がる場所であり、レールバス1編成が粟生−北条間をのんびりと結んでいます。