− 駅:長崎本線 −
鳥栖駅
鳥栖(とす)
 駅舎はそれほど大きなものではありませんが、鉄道交通(鹿児島本線と長崎本線)、道路交通(国道3号線と国道34号線、九州自動車道と長崎自動車道と大分自動車道)の要衝中の要衝で、特に高速道路の鳥栖ジャンクションは全国的に有名です。
接続路線
鹿児島本線
肥前麓駅
肥前麓(ひぜんふもと)
 長崎本線が単線であった頃に信号所として誕生した駅で、昭和22(1947)年に駅へと昇格しています。周辺は、住宅がそれなりに建っているほか、工業団地にもなっています。
中原駅
中原(なかばる)
 住宅地にある駅で、木造の駅舎から現在の駅舎へと建て替れています。ホームが3線分あり特急列車の待避に使われています。
吉野ヶ里公園駅(その1)
吉野ヶ里公園駅(その2)
吉野ヶ里公園旧駅舎
吉野ヶ里公園
(よしのがりこうえん)
 旧名は三田川で、吉野ヶ里公園が近いため現在名へと変更されました。かつては、駅名が駅名のため、駅舎も古代の雰囲気をなんとなく臭わせる造りになっていましたが、現在では建て替えられ、近代的なコミュニティーホール併設の橋上駅舎へと変更されています。周辺は、住宅や商店、学校があり、通勤・通学客が多いようです。
神埼駅
神埼(かんざき)
 この駅も吉野ヶ里公園への最寄り駅で、吉野ヶ里公園がブームになった際には、臨時に特急が止まるということがありました。駅周辺は、そこそこの住宅地になっています。なお、関西に神崎駅があった(現在の尼崎駅)関係から、神埼→肥前神埼→神埼と駅名が変わっています。
伊賀屋駅
伊賀屋(いがや)
 木造の駅舎でしたが、現在は駅舎の両側が取り壊されており、妙な形の駅舎となっています。駅は駅舎側には住宅が密集、反対側は一面に田圃が広がりのどかな光景が展開される、というところに立地しており、平成4(1992)年にはJR九州のCMに登場するという意外な経歴も持っています。
佐賀駅
佐賀(さが)
 昭和51(1976)年に北200mの現在位置に高架駅に建て替えられ、旧駅跡は現在市役所になっています。長崎本線唯一の高架駅であり、駅周辺にはスーパーやホテルが建っていますが、他の県庁所在地の都市の駅に比べ落ち着いた感じがしています。また、佐賀線との接続駅でしたが現在は廃止されており、ホームにその名残を見ることができます。
鍋島駅
鍋島(なべしま)
 佐賀市内のはずれにある駅で、周辺は市街地になっています。佐賀駅の高架に伴い、移ってきたコンテナの基地が駅南側に広がっています。
バルーン佐賀駅
バルーン佐賀
(ばるーんさが)
 毎年11月にこの場所で開催される、「佐賀インターナショナルバルーンファスタ」の期間中に旅客扱いを行う駅です。臨時駅のため、必要最低限の設備のみが設置されています。ファスタ中は多くの人々で賑わいます。
久保田駅
久保田(くぼた)
 唐津線との接続駅ですが、唐津線の列車は現在佐賀駅まで行って折り返し運転されているため、駅はどちらかといえば寂れており、昔の大きな駅舎はすでに撤去されてこじんまりとものに建て替えられ無人駅となっています。駅周辺には適度に住宅が密集しています。
接続路線
唐津線
牛津駅
牛津(うしづ)
 かつては牛津川を往来する船問屋の町として栄えてところで、駅開業の際には町を割っての誘致合戦が繰り広がれたという歴史を持ちます。現在は佐賀のベットタウンへと変貌しています。
肥前山口駅
肥前山口(ひぜんやまぐち)
 佐世保線との接続駅で、この駅で多くの列車が2分され、それぞれ長崎・佐世保方面へと向かうため特急停車駅です。駅舎側には住宅や商店が密集しているものの、反対側は田圃が広々と広がっており、なんとなくのどかな風景となっています。なお、長崎本線はこの駅より長崎へと向けて、単線となっています。
接続路線
佐世保線
肥前白石駅
肥前白石(ひぜんしろいし)
 駅を中心としたちょっとした町に立地している駅です。ホームは2面設置されていますが、1面は特急列車の通過用に用いられています。
肥前竜王駅
肥前竜王(ひぜんりゅうおう)
駅と国道を中心として町が広がっています。駅舎は駅前広場と共に最近になり建て替えられました。戦後しばらくの間は、白石米の積み込み駅として賑わったこともあるそうです。
肥前鹿島駅
肥前鹿島(ひぜんかしま)
 このあたりでは、大きな町の部類に入る鹿島市の玄関口となっている駅で、特急列車も停車します。駅舎は、半分を宅配便会社が使用しており、国鉄が民営化をしたことが実感できます。
肥前浜駅
肥前浜(ひぜんはま)
 日本3大稲荷である祐徳(ゆうとく)神社への最寄り駅です。駅周辺は、駅を中心と町となっています。駅のすぐそばに、宅配便会社の営業所があります。下り列車はこのあたりから、有明海のすばらしい車窓を楽しむことができます。
肥前七浦駅
肥前七浦(ひぜんななうら)
 典型的な田舎の駅で、ローカルな雰囲気がいっぱいです。駅周辺は、ちょっとした集落になっています。このあたりの駅では珍しく特急通過用の設備が設置されていません。
肥前飯田駅
肥前飯田(ひぜんいいだ)
 ホームが駅舎よりも高い位置にあるため、地下道でホームへと上がるタイプの駅で、ごらんの通り簡素の造りになっています。駅周辺は住宅がそれなりにあります。
多良駅
多良(たら)
 多良町のほぼ中心に位置している駅で、駅周辺には田舎町が広がっています。駅舎は、民家か集会場のようなものになっています。
肥前大浦駅
肥前大浦(ひぜんおおうら)
 田舎町の小駅といった感じのところです。このあたりは背後に山、目前が海となっており、美しい写真を撮ることができます。
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